お店じゃなくても大丈夫。BtoB企業の情報発信、何を書けばいい?
「うちは一般のお客さんが直接来る商売じゃないから、載せても意味がないんじゃない?」
タウンマップにご登録いただいた事業者様から、そんな声をいただくことがあります。取引先がすでに決まっている企業様や、農業・畜産・水産といった一次産業の方から特に多い印象です。でも実は、そういう事業者様こそ発信のしがいがあるんです。
BtoB企業や一次産業こそ、情報発信が向いています

まず結論からお伝えします。お客様が直接来店しない業種でも、タウンマップに載せる意味は十分にあります。
理由はシンプルで、飲食店や小売店と違って、日常の中で自然に知られる機会がほとんどないからです。看板は見られていても「あそこは何の会社なんだろう」と思われたまま、仕事の中身までは伝わっていない。裏を返せば、少し発信するだけで印象が大きく変わる余地がまるごと残っているということです。BtoBの情報発信は、そもそも発信している同業が少ないぶん、目立ちやすい分野でもあります。
売れていないのではなく、まだ知られていないだけかもしれません

次に、なぜ「知られること」がそんなに大事なのかをお話しします。
地域の方に「このまちにはどんな会社がありますか」と尋ねると、意外なほど名前が挙がりません。何十年と操業されていても、事業内容まで知っている人は少ないものです。けれど新しい取引のきっかけも、働きたいと思ってもらうことも、まずは存在を知られるところから始まります。地域企業の認知度アップというのは、売り込むことではなく「ここにいますよ」と伝えること。それだけで、じつは十分な価値があります。
何を書けばいい? ネタは毎日の仕事の中にあります

ここが一番の悩みどころだと思いますので、具体的にご紹介します。
特別なニュースは必要ありません。たとえば今の時期にどんな作業をしているか、どんな設備や技術を使っているか、自社がつくったものが最終的にどこでどう使われているか。一次産業のPRであれば、収穫や出荷の様子、天候との付き合い方も立派な話題です。働いているスタッフの一日を紹介するのもいいですね。
作例をひとつ挙げてみます。
「今週から出荷が始まりました。朝5時から選別作業です。今年は日照が多く、例年より甘みがのっています。ふだんは市場に出てしまうので地元で見かける機会は少ないのですが、こんなふうに作っています。」
これで十分です。うまく書こうとしなくて大丈夫。写真が1枚あれば、伝わり方はさらに変わります。
続けていくと、採用や地域での信頼にもつながります
発信の効果は、取引先探しだけにとどまりません。
売り先は地域の外でも、働く人は地域の中にいます。就職先を探しているご本人やそのご家族が「こんな会社があったんだ」と気づくきっかけになりますし、日ごろの仕事ぶりが見えている会社は、求人を出したときの安心感がまるで違います。求人情報とあわせて日常の様子を発信しておくと、じわじわ効いてきます。
まずはお知らせを1本、書いてみませんか
最後に、今日からできる一歩をお伝えします。
まずは自社ページを開いて、事業内容が今の実態に合っているか見直してみてください。そのうえで、今週の仕事の様子をお知らせに1本投稿してみましょう。完璧を目指さなくて大丈夫です。
「やっぱり何を書けばいいか分からない」というときは、遠慮なく事務局にご相談ください。お仕事の内容をうかがいながら、一緒に発信のネタを探します。あなたのまちのすごい企業を、まちの人にも知ってもらいましょう。