「SNSやホームページあるので、タウンマップに登録する必要ないのでは?」に対し、毎回こう答えている理由と活用のコツ
「タウンマップ、登録してみませんか?」
ホームページをお持ちでない地元の事業者さんにそうお声がけすると、かなりの確率で返ってくる言葉があります。
「SNSやホームページあるし、あまり情報発信もしないから必要ないかなぁ~」
業種を問わず、本当によく言われます。お気持ちはわかります。ただ、Web制作の仕事を18年やってきた立場から、私は毎回こうお答えしています。
その2つの理由こそが、タウンマップに載せておくべき理由なんです。
どういうことか、順を追ってご説明します。



その断り文句には、2つの誤解が入っています
佐藤社長でも実際、発信とか苦手なんですよ。マメじゃないしタウンマップ事務局実はその『発信しない』タイプの方ほど、タウンマップが向いてるんです
「SNSもってるし、発信しないからいらない」。この一言には、理由が2つ含まれています。
1つ目、「SNSがあるから」。 SNSに届くのは、基本的にフォロワー——つまり、すでにあなたのお店を知っている人です。町の外から「留辺蘂で〇〇を探そう」と検索している人には、インスタの投稿は届きません。
2つ目、「発信しないから」。 実はこちらが本命です。SNSは投稿し続けないと、タイムラインの中で存在感が消えていく「流れる」メディアです。発信が得意でない方がSNSだけに頼ると、ネット上では沈黙しているのと同じ状態になります。
タウンマップは逆です。一度載せた情報が、ページとして残り続けます。 お店の紹介、営業時間、取扱品——書き直す必要が出るまで、そのまま働き続けてくれる。つまり、発信が苦手な人ほど向いている仕組みなのです。
「検索に出る」とはどういうことか…祭りの1週間で起きたこと


言葉で説明するより、実際の数字をお見せします。
今年の8月1日・2日、温根湯でおんねゆ温泉まつりが開催されました。タウンマップにはその告知ページが載っていました。開催直前の7日間、タウンマップに何が起きたか。

検索からのクリックが1,751回。表示回数は1万1,300回。 「温根湯温泉祭り 2026」という検索だけで1,065回クリックされ、検索した人の6割がタウンマップのページに来ています。事実上、検索結果の一番上に近い位置です。
祭りの2〜3日前から検索は一気に増え、開催初日にピークを迎えました。知りたい人が現れた瞬間に、受け皿がそこにあったということです。
ここで思い出してほしいのが、あの断り文句です。この1,751回のうち、SNSの投稿が受け止められた分は——ゼロです。インスタの投稿は、Google検索には出てこないからです。
祭りを調べに来た人が、「たまたま」あなたのページを見る


そしてタウンマップは、イベントだけの場所ではありません。
祭りの情報を知りたくて訪れた1,751人は、タウンマップの中を歩き回ります。イベントページの隣には、企業ページ、クーポン、お知らせが並んでいます。祭りを調べに来た人が、たまたまあなたのお店のページを目にする——この「たまたま」こそが、タウンマップの集客の仕組みです。
考えてみてください。あなたのお店を目当てにネット検索する人は、最初はいません。でも「温根湯の祭り」「留辺蘂のイベント」を調べる人は、こんなにいる。その人たちの通り道に、あなたのページを置いておけるかどうか。
SNSでフォロワーを一から集めるのとは、まったく別の入り口です。
あなたのイベントが、町の大きなイベントと同じカレンダーに並ぶ
タウンマップにはイベントカレンダーがあり、掲載した情報は町の大きなイベントと同じカレンダーに並びます。
たとえばお店のセールや体験会を載せれば、温泉まつりを調べに来た人のカレンダーに、あなたのイベントも一緒に表示される。単独では誰にも知られなかった催しが、町いちばんの集客イベントの隣に置けるわけです。チラシを一枚も刷らずに、です。
求人は、Googleしごと検索に自動で載る

もうひとつ、意外と知られていない強みが求人です。
タウンマップの求人情報はGoogleの仕組みに沿って最適化されているため、Googleしごと検索に自動で掲載されます。 「留辺蘂 求人」と検索したときに出てくる、あの求人枠です。大手求人サイトの求人と同じ場所に、あなたの募集が並びます。
さらに、地元で仕事を探している人にとって、タウンマップは地元の情報が集まっている場所です。求人を出す側にとっても、「この町で働きたい」と思っている人に届きやすい——ここでも力を発揮しています。
発信しなくても露出する。「皆で育てる」という感覚


タウンマップは町全体でひとつのサイトです。観光協会が祭りの告知を載せる。どこかのお店がクーポンを出す。誰かが求人を出す。誰かが更新するたびにタウンマップ全体の検索評価が育ち、訪れる人が増え、そこに載っているあなたのページの露出も一緒に増えていきます。
自分のホームページなら、自分が更新を止めた瞬間にすべてが止まります。SNSなら、投稿をやめた瞬間に流れて消えます。タウンマップは、あなたが何もしなくても、町の誰かの発信があなたのページに人を運んでくる。
私はタウンマップを、単なる情報サイトだとは思っていません。みんなで街を育てるインフラ——道路や水道と同じように、町のみんなで使い、みんなで価値を積み上げていく土台です。あなたのページが載ることは、その土台がひとつ強くなることでもあります。
SNSを盛り上げるか、地元を盛り上げるか


誤解のないように言うと、SNSをやめる必要はまったくありません。フォロワーさんとのつながりは、SNSにしかできない仕事です。
ただ、こう考えてみてほしいのです。
SNSを頑張ることは、SNSというプラットフォームを盛り上げること。タウンマップを頑張ることは、地元を盛り上げること。
あなたの投稿がタイムラインを流れて消えていく場所と、あなたの情報が町の資産として積み上がっていく場所。どちらにも良さがありますが、地元の商売にとってどちらが残る投資かは、先ほどの1,751クリックが答えてくれていると思います。
登録は難しくありません。「載せる情報がわからない」「パソコンが苦手」という方は、そのままご相談ください。一緒に作ります。
まずはあなたのお店を、町の地図に載せるところから始めませんか。