ホームページの写真、なんとなく撮った1枚のままでは?第一印象が変わるお店の写真の撮り方
「なんとなく撮った1枚」が、いちばんもったいない
はじめに、この記事のテーマである「お店の写真の撮り方」について、いちばんお伝えしたいことからお話しします。
ホームページやタウンマップの掲載ページを開いたとき、お客様が最初に目にするのは文章ではなく写真です。つまりそこに載せている1枚が、お店の第一印象そのもの。そしてここが大切なところなのですが、写真は撮り直すのに費用も専門知識もかかりません。広告費をかけずに印象を変えられる、いちばん手軽な場所なのです。
お見合いの写真に、ピンボケの1枚は選びませんよね

少しだけ、たとえ話をさせてください。
もしお見合いの写真を用意するとしたら、暗くてブレた1枚を選ぶ方はいないと思います。少しでもよく見せたいから、明るい場所で、身なりを整えて、何枚か撮った中からいちばん良い表情を選びますよね。お店の写真も、実はまったく同じです。初めて見る人にとっては、その1枚が判断のすべて。それなのに「とりあえず前に撮ったやつでいいか」と、スマホに残っていた写真をそのまま使ってしまっていること、ありませんか。
ボケた写真は、お店の代わりに余計なことを伝えてしまう

なぜここまで写真にこだわるのか、その理由をお話しします。
写真がボケていたり暗かったりすると、料理や商品そのものが伝わらないだけではありません。見た人は無意識のうちに「なんだか雑そう」「あまり手入れされていないのかな」と、お店の丁寧さや清潔感まで想像してしまいます。
少しだけ踏み込んだお話をさせてください。写真は、お客様にどこまで気を配っているかが、いちばん正直に出てしまう場所です。日々のお仕事はあれほど丁寧なのに、写真だけがつい後回しになって、初めて見た方に「まあ、その程度のお店かな」と受け取られてしまう。実際にはとても丁寧なお店なのに、写真のせいで損をしている。これがいちばんもったいないパターンです。思うようにお客様が増えないとき、原因は味やサービスではなく、伝え方のほうにあるのかもしれません。逆に、明るくてくっきりした1枚は、それだけで「きちんとしたお店だな」と伝えてくれます。
「あれ?」と思われた瞬間、説明する機会はもうありません

もうひとつ、ホームページならではのシビアな点をお伝えさせてください。
お店であれば、お客様が少し戸惑った様子を見せたとき「それ、こういう意味なんですよ」とすぐ一声かけられます。でもホームページや掲載ページには、その一言を挟む余地がありません。写真が暗くて何の料理か分からない、店内なのか外観なのか判別できない。そんな小さな「あれ?」が、そのまま指を動かして次のお店へ、という行動に直結します。気になったら調べてくれるだろう、と思いたくなりますが、実際は「よく分からないから、やめておこう」と静かに離れていく方がほとんどです。言い訳も補足もできない場所だからこそ、ぱっと見て伝わる1枚が必要なのです。
「お店の写真の撮り方」はスマホで十分。明るさ・手ブレ・寄り方・枚数の4つだけ

では具体的に、「お店の写真の撮り方」を見ていきましょう。特別な機材は要りません。
まずは明るさです。昼間の窓際など、自然光が入る場所で撮るだけで見違えます。店内の照明だけだと色が濁りやすく、フラッシュは影が強く出てしまうので、切ってしまって大丈夫です。次に手ブレ。両ひじを体につけて構え、画面の主役を一度タッチしてピントを合わせてから、息を止めてそっと押します。最後に寄り方です。全体を写そうとすると主役が小さくなってしまうので、一歩近づいて、見せたいものを画面いっぱいに入れてみてください。あとは同じものを5枚ほど撮って、いちばん良い1枚を選べば十分です。この4つだけで、ボケた写真はほとんどなくなります。
- 明るさ:昼間の窓際など自然光の入る場所で。フラッシュはオフでOK
- 手ブレ:両ひじを体につけ、主役をタッチしてピントを合わせてから撮る
- 寄り方:一歩近づいて、見せたいものを画面いっぱいに
- 枚数:同じものを5枚ほど撮って、いちばん良い1枚を選ぶ
※写真の明るさやピントの考え方は、Google ビジネス プロフィール ヘルプの写真ガイドラインでも同じように案内されています。
【まとめ】「お店の写真の撮り方」は、今日のメイン1枚から
最後に、今日からできることをひとつだけ。
すべての写真を撮り直す必要はありません。まずはページの一番上に出ているメインの1枚だけ、明るい時間帯に撮り直して差し替えてみてください。それだけで、初めて訪れた方が受け取る印象は変わります。写真を1枚きちんと整えることは、お客様に対して手を抜かないという、いちばん静かな意思表示でもあります。写真が整うと、クーポンやお知らせなどの他の集客施策も効きやすくなります。管理画面から数分で差し替えられますので、ぜひ今日、いちばん見せたい1枚を選び直すところから始めてみましょう。
写真選びや「お店の写真の撮り方」に迷われたときは、事務局までお気軽にご相談ください。